開始は窓（ウィンドウ）対したが終わりは微弱だった。
KBS 2TV '逃亡者プラン ピ'(以下'逃亡者')を置いてする話だ。
'逃亡者'の包装は派手だった。
ピ・イ・ナヨン・イ・ジョンジン・ユン・ジンソ・ダニエル・ヘニーなど超豪華キャスティングと'チュノ'コンビのチョン・ソンイル作家とクァク精悍PDの意気投合.
'逃亡者'は放送前からスポットライトを受けながら,視聴者の期待を買ったが,成績表はみすぼらしかった。
8日'逃亡者'最終回視聴率は12.7%.
同じ時間帯競争作のSBS '大物'が記録した25.8%の半分にも至らない数値であった。
問題は内容だった。
'逃亡者'は去る9月29日初放送から揺らいだ。
ストーリーが散漫だからだ。
期待の中に初放送を見た一部視聴者は"内容整理が良くならない","'神と呼ばれる男' 2のようだ"として寸評した。
派手なビジュアルぐらいドラマのストーリーが従わなかったという指摘だ。
実際に'逃亡者'序盤には主人公らの理由と疑問だけがあふれたまま整理にならなくて,没入を邪魔した。
サスペンス推理劇というコンセプトを勘案しても劇あちこちに配置されたミステリーは理解がやさしくなかった。
結局'逃亡者'は整理されなかったストーリーでドラマ序盤固定視聴者確保に失敗した。
初回視聴率20.7%から始まって,12.7%で締め切ったとのことは初回以後固定視聴者をそれだけ失ったという声だ。
'逃亡者'チョン・ソンイル作家も'逃亡者'序盤ストーリーの散漫さに対する指摘に共感した。
具体的な整理をできなかったというのが彼の話だ。
チョン作家は"'逃亡者'は毎会疑問を提起したのにその疑問を解きほぐせなかった。
毎回投げた勝負で失敗したもよう"と惜しんだ。
'逃亡者'はドラマ中盤以後反転が度重なりながら,ストーリーの緊張感が生きて,一部マニア視聴者の支持を受けたりもしたが,視聴率反騰は力不足だった。
同じ時間帯コ・ヒョンジョン・クォン・サンウ主演の'大物'がすでに席を占めていたためだ。
'逃亡者'は結局派手なCGと映像美などイメージだけ残したままクァク精悍PDとチョン・ソンイル作家の'小包母語ジンクス'(sophomore jinx)に残ることになった。